こんにちは、むぎちゃです。
ホラー映画が好きなわたしですが、意外と観ていない映画が多い。
というわけで、『貞子DX』観た感想!
ネタバレあるのでご承知おきください。
ホラーでコメディ?どういうこと?
Amazonプライムビデオで観たのですが、ジャンルに「ホラー、コメディ」と書いてあったので「???」状態でした。
貞子ってがっつりホラーでしょ。
あらすじ
「呪いのビデオを見ると、24時間後に死ぬ」という呪いの連鎖を止めるためにIQ200の女子大生が奔走する話です。
呪い殺され方が(笑)
「でんぐり返し」して死ぬんです(笑)
呪い殺される本人には「何か」が見えているんですが、第三者からは何も見えずでんぐり返しをしてしぬのです。
【見どころ】貞子がすごく頑張ってる
呪いのビデオを観てから呪い殺されるまでに、だんだんと貞子が近づいてくるのですが、、、
何故か貞子の姿ではなく、友人や家族など身近な人間の姿で近づいてくる。
これは相手を油断させるためらしいのですが、タイムリミットが迫ると髪の毛が伸びて貞子になります。
この時点でおもしろさMaxなのですが、ここから先がすごい。
貞子が自分の髪の毛を相手の首に巻き付けて、後ずさりしながら相手を井戸に引きずり落として殺そうとする。
正直、このシーンだけ見ても良いのではないかと思うくらいおもしろい。
当然呪い殺される相手も抵抗するわけですから、なかなか井戸に落とせないわけで、綱引き状態。
めっちゃ貞子がんばってる!頑張って井戸に落とそうとしてる!
正直、幽霊が人間と物理的な力勝負をしてるのが違和感ありまくりだけど、まあコメディだから何でもありか!
貞子の力に負けると井戸に落ちて死ぬのですが、頭から真っ逆さまに井戸に落ちるので第三者からは「でんぐり返し」して死ぬように見えるようです。(貞子と井戸は呪い殺される本人にしか見えていない)
呪いの連鎖は止まったのか
結論、止まってないです。
「呪い殺される」ことを回避する方法が「呪いに感染し続ける」ことだと分かったのです。
タイムリミットが来る前にもう一度呪いのビデオを見ることで「呪い殺される」ことは回避できるが、「呪いには感染し続ける」という誰も救われない状態。(いつでも貞子が近くにいる汗)
SNSで呪いのビデオが拡散されたせいで、ほとんどの人が毎日呪いのビデオを見るという日課ができてしまう。
最後、呪いのビデオを見てしまった人たちが日課のようにビデオを見るシーンがありますが、多分慣れたか、「これをやっとけば呪い殺されない」と対処法を分かっているせいか全然怖がってない(笑)
まとめ
ホラー好き、ホラー慣れしてる人にとっては全く怖くない作品ですので、恐怖を求めている方にはおすすめできません。
「前田王司」という呪いを解くために、主人公と行動を一緒にする自称占い師の男が出てくるんですが、観ていてうっとおしいので「いらっ」とする方がいるかもしれません。
がんばってる貞子のシーンを見るだけでも良いかと思います。
おもしろいホラーが観たければ是非どうぞ!(おもしろいのは貞子だけだったけどね!)
おわり